中高生の初めてのコンタクトレンズ、選び方と注意点とは?




オシャレに敏感な中高生は、コンタクトデビューする人が多いですよね。

初めてのコンタクトレンズ、種類がありすぎて何を選んだらいいのか分からなかったり、不安もあるのではないでしょうか?

これからコンタクトデビューしたい中高生の人のために、元眼科ナースのゆゆ子が実際に患者さんからご質問頂いた生の声を元に、レクチャーしていきますね。

それでは、いってみようー。

コンタクトレンズの買い方

コンタクト屋と眼科、先に行くのはどっち?

コンタクトレンズをいざ買いに行きたいと思っても、コンタクト屋さんに行ったらいいのか?眼科の診察を先に受けたらいいのか?迷うところですよね。

結論から言うと、どちらが先でもOKです。

眼科に先に行く場合

受付でコンタクトレンズを作りたいのですが」と声をかけるだけで大丈夫です。

診察と検査を受けて処方箋を発行してもらったら、コンタクト屋さんで購入します。

眼科でコンタクトレンズ販売しているところもあります。

コンタクト屋が先の場合

コンタクト屋に行っても、すぐには購入は出来ません。

提携している眼科に案内してもらって、処方箋を発行してもらいます。

駅近ではコンタクト屋はたくさんあります。どこに行ったらいいか分からない場合も多いと思います。

別の見方をすると、コンタクト屋が多いという事は競争も激しいということ。

そのため割引券を配っていることが多いです。それを利用するのも一つの手ですね。

なぜ眼科受診が必要なの?

コンタクトレンズは、高度管理医療機器です。

高度管理医療機器とは、副作用や機能障害が生じた場合の人体のリスクがあるもの、と位置付けられているものです。人工呼吸器などと同等のものなんですよ。

コンタクトレンズは、よく見えるようになって便利な反面、使うことによって病気になるリスクが高いということなんです。

せっかく受診しても、目の状態によっては、コンタクトを入れられないこともあります。

また、コンタクトレンズは目にとっては異物。刺激によって角膜炎、重度のアレルギーなどトラブルが起こるリスクもあります。

これ、20代前半までの人に多いんですよね。若いうちって健康が当たり前なせいか、過信して間違った使い方をする人が多いんですよね。重症な角膜炎、アレルギーになって悲惨なケースたくさん見てきました。

最悪失明することもあるので、コンタクトを購入する時だけではなく、最低でも6か月に1回くらいは定期受診はして欲しいですね。

眼科受診の費用はどのくらい?

眼科の受診料は、5000円あればお釣りがくるくらいの値段です。

クリニックによってはクレジットカードが使えない場合もあるので、必ず現金を用意していきましょう。

中高生は保護者同伴で受診しましょう

目に問題があるとコンタクトは出来ない場合もあります。そういった説明のこともありますし、費用の問題もあります。

コンタクトレンズの値段は、ソフトレンズだと乾きにくいタイプのものは、結構いいお値段するものもあります。

ドライアイ気味の人は、そういう高価なレンズを勧められる場合もありますから、保護者の方が納得の上での購入が必要になってきます。

ゆゆ子が勤務していた眼科では、保護者が同伴していないと、受付けていませんでした。

コンタクトレンズの種類

大きく分けて、ハードとソフトがあります。

ハードレンズの特徴

【メリット】

乱視があってもしっかり矯正してくれるので、ビシッとよく見えます。

酸素透過性がよく、目が酸欠状態になりにくく、トラブルが起こりにくいです。

お手入れが楽で、コスパもよく、上手に使えば2~3年レンズが持ちます。

 

【デメリット】

慣れないうちは、ゴロゴロした違和感を感じるかもしれません。

ゴミが入った時は、針を刺されたような激痛に襲われます。とてもじゃないけど目は開けられませんよ(経験者談)。

また、レンズの大きさが黒目よりも小さく、目が乾き気味になった時など、ちょっとした刺激で、落ちやすいです。

ソフトレンズの特徴

【メリット】

コンタクトが初めての人でも、違和感がない着け心地です。ゴミが入っても、ハードレンズのような痛みには襲われません。ちょっとゴロゴロするくらいです。

レンズは黒目よりも大きいので、落ちることはほぼありません。

通常タイプから使い捨て(1日タイプ、2週間タイプ、1か月タイプ)まで、幅広く種類があります。

 

【デメリット】

目に異常が起きても気づきにくく、自覚症状が出てくるころには重症になっていることが多いです。重症なトラブルになっている人のほとんどが、ソフトレンズ使用者です。

レンズの性質上、目が乾きやすく、角膜に傷がつきやすくなります。

水道水をレンズに付着させてはいけないなど、取り扱いはデリケートです。

通常タイプのレンズで寿命は1年。ハードレンズよりもコストがかかります。

コンタクトレンズの年間コスト

ハードとソフト通常タイプ は、購入した価格から寿命年数で割って、ケア用品を含んだ金額で計算しました。

販売店によって多少の違いがあるので、おおよその目安にしてください。

  • ハードレンズ 16,500円
  • ソフトレンズ通常タイプ 23,000円
  • ソフトレンズ使い捨て1日タイプ 60,000円
  • ソフトレンズ使い捨て2週間タイプ 28,000円(ケア用品込み)

コンタクトレンズの選び方

中高生の人は、部活をやっている人も多いですよね?

運動部の人にはソフトレンズをお勧めします。

ハードレンズだと、レンズが落ちてしまったり、目にボールなどがぶつかった場合、目の中でコンタクトが割れるリスクがあるからです。

ソフトレンズは、通常タイプと使い捨てがありますね。どれが一番いいのでしょうか?

屋外の運動部の人は、1dayレンズがおススメ!

1dayは1日ごとに使い捨てるレンズです。

屋外だと砂ぼこり、泥汚れになることのあると思います。

ソフトレンズに着いた砂や泥などの汚れは、落としにくく、雑菌が繁殖することがあります。

雑菌がついたままのレンズを使い続けると、瞼の裏に重度のアレルギー症状を起こす恐れがあります。

そうなってしまうと、コンタクトを中止せざる得ません。

1dayなら常に清潔なレンズをつけれるので、病気になる心配がないんですよ。

体育館などの屋内の活動の運動部の人は、どのソフトレンズでも大丈夫です。

文化部の人へのおすすめのレンズは?

ハードでもソフトでも、お好みで大丈夫です。

ただ、自転車通学の人は、風が強い日などは目にゴミが入りやすくなります。ハードレンズだと目を開けられないほど痛いので、運転は危ないです。ソフトレンズを選択した方があんしんでしょう。

コンタクトレンズを作るうえで注意して欲しいこと

必ず見えるメガネを準備しておく

メガネが合わなくなったから、その代わりにコンタクト、という人がいるのですが、絶対にやめてください。

ソフトレンズの人は特に、8時間以上レンズを入れていると、何らかの病気になっています。

角膜が傷ついてからメガネを作るとなると、正確な度数で作ることができません。

目に合わないメガネをかけていると、眼精疲労、頭痛、肩こりに悩まされ、勉強に集中出来なくなってしまいます。

中高生のメガネ作成は、たいがい度数調整の保証がついていると思いますが、部活や塾で忙しい合間を縫って、またメガネ屋さんに行くのは、大変だと思いますよ。

花粉症がある人

花粉症でアレルギーを発症している間は、目の状態は非常にデリケートになっています。

コンタクトレンズの刺激で、アレルギー症状は悪化します。

また、アレルギー症状が出ていると、レンズが汚れやすくなり、ソフトレンズにおいては寿命が短くなります。2week(2週間使い捨て)タイプでも、1週間しか持たないなんてことザラです。

花粉症の期間は、メガネで過ごすことをお勧めします。

目の乾燥

目が乾燥してくると、目がゴロゴロして来たり、かすんで来たりして、装用感が悪くなります。

そして、角膜に傷ができる原因は乾燥がほとんどです。ひどい場合はコンタクトを中止しなければなりません。中止しないと傷が治らないからです。

乾燥予防のためには、冷暖房の風が直接当たらないようにしましょう。

また、スマホやゲーム、読書など、集中して何かを見ている時は、瞬きの回数が減って、目が乾燥しやすくなります。

意識的に瞬きをするようにして、目が乾燥するのを防ぎましょう。

プールや海でのコンタクト

基本的にはコンタクトは外してください。

どうしてもコンタクトをしていたい場合は1dayです。その1dayも、もったいなくてもプール、海から上がったら捨ててください。

プールの水は薬液と雑菌だらけです。海はさらに雑菌だらけです。

その雑菌はコンタクト(ソフト)に付着したまま取れることはありません。雑菌だらけのコンタクトを目に入れたままにしておくと、割と重症の病気になります。

ハードレンズは、雑菌は洗い流せば落ちますが、それよりも、コンタクトレンズ自体を落としてしまうリスクが高くなりますね。失くしてしまったら、痛手ですね。

おわりに

ゆゆ子もコンタクトデビューは、高校生の時でした。

メガネからコンタクトにした時の、あの、スッキリ開けた視界を目にした時の感動は、今でもハッキリ覚えています。

コンタクトだとオシャレも楽しくなりましたね。

ぜひ、正しい使い方をして、コンタクト中止なんてことならないように、楽しい生活を送ってくださいね。