意外と知らない豆知識、看護師の私がお勧めする健康診断で失敗しないコツ




ゆゆ子の勤務しているクリニックでは、7月から市の健康診断が始まってます。

これから健康診断を受ける人も多いことでしょう。

健康診断を受ける時、採血でアザができたら嫌だな~など、心配に思っていることはありませんか?

ほんのちょっとしたコツで、防げることがありますよ。

その他、スムーズに検査が進むコツもあります。

そんなコツを、今、実際に健康診断に携わっている看護師のゆゆ子が、お伝えします。

健康診断のおすすめの季節は?

市町村によって多少違いがあるかもしれませんが、75歳以下の成人は7月~12月の間に健康診断を受ける事ができます。

季節にすると、夏・秋・冬になりますね。

市町村の健康診断は、受ける時期を自分で決められる分、いつ受けたらいいのか迷われるかもしれませんね。

お勧めはズバリ「秋」です!

夏の健康診断と、冬の健康診断では、次のような特徴があるからなんです。

夏の健康診断の特徴

とにかく暑いこの季節は、どうしても汗をたくさん掻いてしまいますよね。

心電図を撮る時にシャツをまくらなければならなかったり、レントゲンを撮る時は女性はブラジャーを外さなければなりません。

服の脱ぎ着がしにくいのが難点かもしれません。

でも、夏にメリットもあるんですよ。

それは、血管が出やすいということ。

気温が高くなると、血流がよくなり血管が膨張するのです。

血管が細い人は、採血を失敗されるリスクが減ると思います。

冬の健康診断の特徴

厚着をしている分、レントゲンや心電図の時に脱ぐものが多く、準備に時間がかかります。

心電図の時は、胸につける部品が冷たく感じるかも。

また、寒さのために、血管がキュっと縮まってしまい、血管が出にくくなります。

血管が出にくいと採血のしやすさに影響が出るので、血管が細めの人は失敗されるリスクが高くなります。(上手な看護師は血管が細くても失敗しませんが)

その他には、寒くなると血圧が高めになる傾向があります。

採血で失敗されないために自分でできる対策

採血の上手さは看護師の腕次第になってしまいますが、健康診断を受ける人が自分で出来る対策もあります。

水分を多めに飲んでおく

健康診断の時は、朝食抜きで行くことがほとんどだと思います。

ご飯は食べられなくても、水分は多めに飲んでおいてください。

あ、甘くない水分でお願いします。血糖値が高く出てしまうからです。

時々、水分もほとんどとらないで来院する方がいらっしゃるのですが、血管がなかなか出てこないんです。

そういう時は、ぺシぺシ叩いたり、手を下に下げてグーに握ったりパーに開いてもらったり、いろいろやって何とか血管を出して採血してるんですが・・・ご本人も大変だと思うんですよね。

他には、検尿の時に尿が出やすいといったメリットもあります。

ということで、しっかり水分は飲んでおいてくださいね。(検査内容によっては水分もダメな場合もあるので、そこは医療機関の指示に従ってください)

腕をカイロで温めておく

これは冬の場合ですね。

寒いと血管が縮まってしまうので、事前に温めておくと血管が膨張して血管がスムーズに出てくれます。

血管が細めの人は、ぜひ試してみてください。

アザになりにくくする技

看護師の腕次第という面も大きいですが・・(汗)

止血の仕方を間違うとアザになりやすいので、気をつけてもらいたいポイントもあるんです。

まずは採血が終わったら、腕をまっすぐにした状態で、アルコール綿の上から強めに抑えてください。

理想は5分ですが、血液をサラサラにする薬を飲んでいなければ2~3分でも大丈夫です。

抑える指は親指がお勧めです。一番力が入る指だからです。

抑える時に、腕を曲げたり、揉んだりするとあざになりやすいので、注意しましょう。

お風呂は入って大丈夫?

採血の後は、普通に湯船につかって入浴しても大丈夫です。

採血には細い針を使用しています。

皮膚の自浄作用の用が強いので、刺し傷からバイ菌がはいって化膿するといった心配はありません。

レントゲンで脱がなくても大丈夫な服装

夏はトップス1枚という事もあると思います。

ラメ入り、ビーズなどの飾り付きなものは、そのままレントゲンを撮ると写り込んでしまうので、脱いでいただかなければなりません。

無地、もしくは軽めのプリント柄だったら、脱がなくても大丈夫です。

女性はブラトップがお勧め

ブラジャーはホックなど金具がついているので、外さなければなりません。

でも、ブラトップなら着用したままでも大丈夫です。

それもタンクトップ型限定です。

キャミソール型のブラトップは、肩ひもに金具がついているのでNGなのです。

まとめ

  • 水分を多めに飲んでおく
  • 冬は腕をカイロで温めておく
  • 採血後は腕をまっすぐにした状態で、親指で強めに抑えて止血する
  • 女性はブラトップを着用する

以上、健康診断で失敗しないコツについてお伝えしました。

採血の失敗は看護師の腕にもよりますが・・(がんばります)、自分でできる予防策もあるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。